実生で楽しむケヤキ盆栽

 

 

 

 

 

 

ケヤキ<欅>

 

 

■ ニレ科
■ 落葉高木
■ 分布:本州、四国、九州、朝鮮半島、中国、台湾
■ 開花時期:4~5月

山野に自生し、公園樹、街路樹として利用されています。材は狂いが少なく、湿気にも強いので幅広く使われています。盆栽としてのケヤキは半球形を描くホウキづくりに仕立てられる樹種です。
細かく広がる細枝だの寒樹の姿は特に見応えがあります。成長が早いので実生からの樹作りが良いでしょう。



ケヤキの実生法

 

 

 


平均した根張り、素直な立ち上がり、美しい枝分かれ。
理想的な箒立ち樹形を作るために、実生にチャレンジしてみましょう。採取した種を春の播種適期(3月~4月初旬)に、約2cm間隔で育成箱などに一粒ずつ播いていきます。ここで大切なことは、中品盆栽以上のサイズに仕上げたいときは、種子の尖った方を下に向けて播きます。(ミニ盆栽に仕立てるときは実生挿しをして高さの調整をするので、あまり神経質になる必要はありません。)

播種後1ヶ月もすると発芽が確認できます。貝割葉が開いてまもなく対生葉(十字葉)が開いてきます。この段階で苗を抜き取り、実生挿しをします。一週間ほどは直射日光と風を避けて管理をします。以後は枝がゴツくならないように、剪定を繰り返していき美しい枝分かれの箒立ちを作っていきます。