実生で楽しむケヤキ盆栽:5回目の記録
(2003年07月12日記録)
剪定と葉刈り
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さし芽種まきの土:3月16日に蒔く
(国産ピート、バーミキュライト、パーライト、鹿沼土)を使用。
7月12日撮影
同じ条件で作業をした5本の挿し芽ですが、芽の出方に大分違いが出ました。
左端から、1番目は1本芽、2番目は2本芽、3番目は4本芽、5番目は3本芽、です。
この列は比較的良く芽が出ていますが、場所によっては未だ十字葉から芽が出ていないところもあります。それと、容器が少し小さかってためか成長が止まってしまった苗もあります。それにイモムシに新芽を食われたりと、なかなかうまくはいきません。
1本芽は段づくりか芯立ち箒づくり
この苗は1本芽です。まだ葉が3枚だけですが芽動きが止まってしまいました。芽動きを促すために剪定をして葉刈りをします。
2枚残しですと、この後芽が動かない可能性もあり少し心配ですが、今年はあえて2葉残しでいきます。
葉元を少し残してハサミで丁寧に切り取ります。十字葉は刈らずにそのまま残しておきます。この苗は十字葉から最初の芽当たりが少し空きすぎていますので、十字葉からの新しい芽を期待したいと思います。
2本芽は2本立ち箒づくり
この苗は2本芽です。左右の芽の勢いも同じくらいで理想的なバランスで芽が出てきました。このように左右のバランスが良い苗は根の方もバランスよく出ていると思います。将来期待の出来る木ではないでしょうか。
V字型の角度も、なかなか理想に近いのではないでしょうか。
3本芽は2本立ち箒づくりか芯立ち箒づくり
この苗は3本芽です。この木は2本立ち箒づくりにしたいのですが、3本の芽が同じような勢いなので間引く1本をどれにするか迷うところです。
この木は2本立ち箒づくりにしたいので、1本を間引くのですがどれにするか迷うところです。
結局迷った末、真ん中の1本を間引きました。
4本芽は2本立ち箒づくりか芯立ち箒づくり
この苗は4本芽です。この木は芯立ち箒づくりにしたいと思います。写真では分かりにくいのですが、左右に伸びた2本の芽と、前後に2本の小さな芽が出ています。
何本かの芽が1カ所から出てくると、そのカ所がゴツク太くなってしまうかもしれませんが試しに作りたいと思います。
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