•  剪定

  • 11月も半ば過ぎると、たいていの樹木は成長を止めてしまい、落葉樹は葉を落として冬の準備に入ります。この時期に剪定が必要なものは、葉が赤や黄色に変色したり落葉して生長が止まったかどうかを、よく見極めて剪定を行います。
    そして、観賞の適期でもあり、日頃の培養の成果が顕われる季節です。来年の計画や目的に合わせてハサミを入れます。剪定は二又二又の枝分かれにするのが基本です。小枝が混んだところを切り透かし、節間の間伸びしてしまった枝も小さな枝までたどって切り戻します。樹全体、枝全体のバランスをとり、基本的には、不等辺三角形の輪郭線を目安に伸ばす芽の方向を確かめて切りつめます。また、立ち枝や下向き枝も忘れずに整理します 。

  •  雑木類の剪定

  • 雑木とは落葉するものの総称でケヤキやカエデ、モミジ、ソロ、ハゼなどで花ものや実ものと区別しています。これらのものは来年の花芽を期待していないぶん、剪定も気を使わずにすみます。
    注意することは、多少長めに残して剪定し、冬の寒さでの枝枯れを防ぎます。そして、来春の植え替え時に正確に切り直します。

  •  花ものや実ものの剪定

  • 花ものや実ものには、今年中に来年の花芽を作るものと、来年になってから作るものとものとがあります。サルスベリやザクロ、バラ、ハギ、アオツヅラフジ、キンズ、ミカンの仲間などは、来年になって伸び止まった枝先に花芽を作るので、花芽を確認する必要はなく、気楽に選定することができます。
    それ以外のものは今年の花芽が来年に咲くので、花芽を確認しながら剪定します。

  •  草ものの剪定

  • 草ものも落葉したり変色したものは、草の根元から切っておきます。とくにベニチガヤやフウチソウなどは切らないでおくと、来春に枯れたものの中から、新しい芽が伸びるので切るのが大変になります。アサギリソウも根元から切っておくとよいでしょう。