•  花芽を残す剪定

  • 盆栽の美しい樹姿を楽しむためには剪定や整枝は欠かせません。それは花もの盆栽や実もの盆栽でも同じです。しっかりとした剪定を行うには樹種によってそれぞれ適した時期があります。

    美しい花姿や、可愛い実姿を楽しむためには、それぞれの樹の花芽分化期や花芽の位置を知り、花芽を残すような剪定を行わなければなりません。

  •  ここでは、着花習性による花芽の位置を、大きく4つのタイプに分けました。花もの・実もの盆栽の、剪定の参考にしてください。

    ・今年の春に伸びた新梢に花芽を付け、今年中に開花するもの。

    ・新梢の節に花芽が出来て、翌年の春に開花するもの。

    ・充実した短枝に花芽が出来て、翌年の春に開花するもの。

    ・新梢の先端または先端近くに花芽が出来て、翌年の春に開花するもの。

  • 樹種名 花芽分化期 開花期 花芽の位置
    ウメモドキ 3~4月 同年6月 1・ 春から伸びた新梢
    ザクロ 5~6月 同年6~8月 1・ 春から伸びた新梢
    サルスベリ 6~8月 同年8~9月 1・ 春から伸びた新梢
    フジ 6~8月 翌年5~8月 2・ 新梢の節
    ウメ 7~8月 翌年1~3月 2・ 新梢の節
    オウバイ 7~8月 翌年2~4月 2・ 新梢の節
    サクラ 7~8月 翌年4月 2・ 新梢の節
    ボケ 8~9月 翌年3~4月 2・ 新梢の節
    トサミズキ 6~8月 翌年3~4月 3・ 充実した短枝
    カイドウ 6~8月 翌年4~6月 3・ 充実した短枝
    ユスラウメ 7~8月 翌年4~6月 3・ 充実した短枝
    クチナシ 7~8月 翌年6~7月 4・ 新梢の先端または先端近く
      順次追加していきます。